食いしん坊無職~台湾好きな中年の隠居生活~

お得だと思った情報も記事にしていきます。

結婚について考える 『結婚して良かった事及び悪かった事-後編』

f:id:azusa47:20170227165516j:plain

(続き)

38歳になって、ようやく社員を取り始めた。だいたい10年ぐらい採用を控えていたわけなんだ。

 

売上が上がらなくなっていたということもあったんだが、都市銀行や大手証券会社の倒産も経理上がりの社長にとっては、かなりショックだったんだろう。俺は辞めるまで会社持株会の会員だったから決算内容もわかっていたんだが、えらい内部留保を増やしていたね。

社長が変わるまでは、1億円ぐらいだったんだんだよ。それが俺が会社を辞めるころになると12億円ぐらいになっていたんだよ。

約16年間で11億円って……

どんだけ、社員の採用を抑えて、給料抑えて、内部留保増やしてんだよ!

就職氷河期の原因はこれだと思う。経営者が委縮しちゃたんだよね。

 

内部留保:増え続け377兆円 賃上げ、投資 迫る政府 - 毎日新聞

 

まさか、北海道拓殖銀行や山一證券がつぶれるなんて思わないだろう。俺もビビッて貯金や投資へ真剣に取り組み始めたのもこの時期だしね。まぁ、結果的に良かったんだけどさ。

 

それで新卒で入社してきたのが、これまたビックリ!

専修大学や帝京大学卒業のやつらだよ。いままで、高卒や専門学校卒しか取れなかったのに。

専修大学といえば、日東駒専(日大、東洋、駒澤、専修)って言われているCランクの大学だよ。帝京大学だって、大東亜帝国(大東文化、亜細亜、帝京、国士舘)って言われているDランクの大学だ。

なんでこんな小さな会社に来てるの?

普通さ、公務員か、大企業か、もしくはその系列だろうよ。

このとき、俺は思ったね。もう、MARCH(明治、青山、立教、中央、法政)って言われているBランクより上の大学に行かないと行く意味がないんじゃないかと。

そりゃー中には、もっと勉強がしたいんだから大学へ行くんだよ。就職なんて関係ない!なーんていう輩もいるかもしれないけどね。

 

38歳で若手っていうのもなんだけど、今まで一番若手だった俺の勤めていた営業所に配属になったのが、専修大学の奴だよ。

そいつは、パーフェクトだった。

事務処理においても、営業活動においても。特に対人スキルは最高だったね。いわゆる社交性って奴かな。お客にしても、上司にしてもうまい具合にやっていたよ。

元来、コミュ障気味だった俺は、ここまで何とか努力をしてきたけども、もって生まれたどうにもならないコミュ障という壁は乗り越えられないとこの新人が来て感じたんだ。

現代日本は実力社会だからね。

その新人と比較されて……負けた。

年功序列とか現代日本にはないんだよ。実力オンリー。

 

俺はね、このとき決断したんだ。

今は子供の教育費があるから難しいけど、いつ日にかセミリタイヤをしてやろうとね。

 

そして俺が44歳になった時、子供達が嫁の酒癖の悪さを理由に高校卒業したら働いて自立すると言い出したんだ。

ただね。。。

それだけが理由じゃないと思うんだよ。

この頃の俺は会社で心身ともにボロボロだった。精神的には専修大学卒業の奴と比較され、肉体的には帰宅が深夜にまで及ぶ残業や休日出勤、家の中では『疲れているから』が口癖のようになっていた。

本当、湯船につかる時と寝るときだけが、すべてを忘れられる楽しみだったね。

そんな父親を見て、これ以上負担をかけちゃまずいと思ったんじゃないかな。

俺が自慢できるのは子供達だけだよ。

孝養心のある、優しい子供に育ってくれた。。。ありがとう。

 

セミリタイアを実行に移したよ。44歳の夏だった。

これで、のんびり余生を過ごせると思ったんだ。あの忌まわしい悪夢のような事件が起こるまではね。

  

俺や嫁が若いころ日本経済は絶好調だった。土地も株価も下がるという言葉を知らなかった。

これも今考えれば、銀行が住宅融資専門会社(住専)などを通して、金もない奴に無理やり融資した結果なんだけどな。

 

住専(住宅金融専門会社)社会人なら知っておきたい経済の基本知識

 

サブプライムローンと同じだよ。貧乏人に高利で金を貸すというやつ。

 

サブプライムローン問題!わかりやすく解説します

 

アメリカじゃ、これが破綻してリーマンショックにつながったわけだが、アメリカは家を手放すなどすれば借金はチャラになった。しかし、日本はそう甘くなかったんだよね。。。

 

嫁は高校卒業後、免許を取得して車を購入したんだよ。義理の弟に壊されたとか言ってたけど。

その後、サンフランシスコやハワイ、シンガポールに結婚前に行っている。当時、ウルトラクイズっていうテレビ番組があって、福留が『アメリカに行きたいかー』とか言ってたっけな。

 

アメリカ横断ウルトラクイズ - Wikipedia

 

今だったら、今度ハワイにLCCが就航するとか言っていたけど、ちょっと無理をすれば普通に行けてしまうかもしれないが、当時はテレビ番組になるぐらい庶民にとってアメリカは遠い国だったんだ。

 

付合っていた時に聞かされた話なんだが、当然全てにおいて貯金して購入や旅行へ行っていたものと思っていたよ。

悪夢のような、その一通のハガキが来るまでは。

セミリタイアをして約一年、45歳の秋だったよ。その事件が起こったのは。

嫁の多額借金が判明!

パート仕事を終えて自宅に戻り何気なくポストを覗くと郵便物があったので取り出した。ここまではいつも通りの行程だった……

……が、その中に整理回収機構からのハガキが嫁宛に来ていたんだよ。

 

整理回収機構?????

俺は今でも覚えているんだけど、整理回収機構といえば、住宅融資専門会社(住専)が銀行から融資を受けて、それをろくに審査もせずに金のない奴へ高利で融資したもんだから、その融資が焦げ付いてどうしようもなくなったので、政府が介入して当初は住専処理をするためにということで作った会社なんだよね。

それが、北海道拓殖銀行や山一證券が倒産して金融不安が再燃したもんだから、これ以上の金融機関倒産を避けるために金融機関の不良債権も処理するようになったんだ。

住専処理もやってきただけに、不良債権回収は法律を駆使して徹底的にやっていく。

泣く子も黙る、整理回収機構なんだ。

 

第二の日榮・整理回収機構の”地獄の取り立て”に債務者らが対抗団体結成(北海道新聞)

 

しかし、整理回収機構の仕事は企業相手で一般家庭までには来ないものだと、この時までは思っていたよ。それで、ビックリしたわけなんだが。

 

ハガキには来月末までに返済されないと当社に譲渡されるような文言が書いてあった。

早速嫁を問いただすと、きっかけは高校卒業して社会人になってすぐ教習所へ通う金を工面するために作ったカードだった。

当時は銀行の融資も非常に甘かったんだよ。今だったらフリーローンの場合、年収以上の融資は絶対無理だけど、この頃融資に上限(限度額)はなかった。

ただね、フリーローン(カードローン)は使用目的が限定されない代わりに金利が高め(嫁の場合は現在年12%)に設定されているんだよ。しかも、リボ払いで定額だからいつ支払いが終わるのかがはっきりしない。

俺だったら絶対に手を出さない金融商品なんだけど、嫁は金の管理ができない人なんで何とかなるだろうと思ったわけだ。

その後、融資の甘さに乗っかって車を買ったり海外旅行へ行ったりとで残高が膨れ上がっていった。

それで、しばしば滞納するようになったらしい。毎月10日が引き落とし日になっているんだが、金の管理ができない人なんでね。それまでに給料を全部使ってしまうこともあったんだろう。見事に銀行で不良債権として分類されてしまったわけ。

 

取りあえず、現状の残高が知りたかったので近くの郵便局で残高照会をしたんだよ。

f:id:azusa47:20170327190113j:plain

写真:今は無き富士銀行、消してはいるがもちろん旧姓名義。

1,997,838円。

こんなに残っているとは、愕然としたね。

そりゃ、整理回収機構に譲渡されるわけだw

200万近い大金の借金。さすがに離婚問題は避けられなかった。

しかし、嫁は一人じゃ生きていけないからと泣きを入れてきたんだよ。

俺はこの言葉を聞いて

ん?どこかで聞いたことのある言葉だぞ。

と思ったんだが。。。

そうだ!

以前記事にしたことがあるので転載するけど、親父と母ちゃんの離婚調停の時だ!

  

昔から、親父はしっかりしていた。ただ、ついてなかったのは母ちゃんが、嫁と同じで金の管理ができない人で、あれば全部使ってしまうという人間だったことだ。 親父がそれに気づいたのは、定年62歳の会社で定年間近の60歳になってからだった。それまで、すべて母ちゃんに金を渡していたので、貯金がゼロという現実に憤慨して離婚調停を起こして、その事実を俺は知った。 まぁ、実家に帰ればいろんなものがあるので、母ちゃんが金使いが荒いのは、うすうす知っていたけどね。ここまでとは。息子の俺がいくら言っても、気の強い田嶋陽子見たいな母ちゃんは聞く耳持たずだったけど。 また、離婚調停の過程で母ちゃんは借金もしていることが判明した。これ、嫁もそうなんだよね。機会があれば記事にするけど。 それで、その後債務整理をしてクレジットカードを作れないようにしたんだって。 なんだかな~ 結局、母ちゃんは離婚したら生きていけないと思っているから拒絶して、調停決裂。 本裁判は、金がかかるから親父が取り下げて終了~ そして、金の管理は親父がするようになった。

壮絶!遺産相続 実家へ行った - 食いしん坊無職~台湾好きな中年の隠居生活~

 

 同じような女性と結婚してしまうのは遺伝なのか?w

俺は親父と母ちゃんの離婚調停を見てきているので、この件でどちらかがかたくなに拒めば離婚できないことを知っていた。

まぁ、金はかかるけど本裁判を起こして徹底的に争えば、離婚できるかもしれないけどね。

結局、親父と同じでそこまではしなかったよ。

幸い親父と違って若いころから俺が金の管理をしてきたので、整理回収機構に債権が譲渡されてきつい取立にあい、場合によってはお互い破産なんてことにもなりかねない事態だったが避けられる。

どれだけ効力があるかわからないんだが、今後借金はしませんとの誓約書だけ書いてもらって、全額俺が銀行に返済したよ。

金利もばかばかしいからね。嫁は分かってないみたいだったけど、仮に200万円を借金していたとして年利10%で年間20万円の金利が発生したわけ。これが若いころから30年間、途中で自転車操業のように借りたりして減らずに続いたとすれば金利だけで単純に600万円発生したことになる。

おいおい、どんだけ銀行に儲けさせる気なんだよ!!

ちゃんと返済していれば、銀行にとっては上客だな。

定額払いの恐ろしさは、金利がどれだけ発生しているのか麻痺させる点もあるんだよ。嫁は毎月5万円を銀行に支払っていたんだが、そのうちの約1万5千円は金利だからね。つまり、元本は約3万5千円しか減っていないわけ。

カードローン(フリーローン)っていうのはひどいね。

 

最近、マイナス金利を日銀が導入しただろ。あれで銀行の利益が出にくくなった。

そこで、銀行の目についた金融商品がカードローン。

裏で銀行同士の情報がつながってんだろうね。嫁に対して返済してから某地方銀行よりカードローンを勧めるダイレクトメールが届くようになったんだよ。

ふざけんなよ!某地方銀行。

俺はそこをメインに口座を持っていたんだが、速攻で口座を解約した。

金の管理ができない人からガッツリ儲けようという魂胆が気に食わん。

まるで、バブル発生の一因となった本来借りちゃいけない人に金を貸すのと同じだよ。あれで、不動産融資が焦げ付いて住専問題が発覚したんだからね。

最後に

昔の日本だったら勢いで結婚するのもありだけど、現代日本では金の管理ができる人とか、悪酔いをしない人とか、借金をしてない人とかを把握する等して慎重に結婚を決断した方がいいでしょう。

(終わり)

 

ん、まてよ?。。。

そうだ、忘れてたw

結婚して良かった事

やっぱり、話し相手がいるってことかな~w

一人だと寂しくなるってこともあるでしょ?

あと、散々な事実を書いてきたんだけど、嫁もいいところがあるんだよ~。弁当を作ってくれたりするしね。

本当にありがとう。感謝しているよ~

(結婚について考える 本当に終わり)